自分らしく生きるための
人生の橋渡しをいたします。
人は自分らしく生きるために、何もしなくても良いというわけにはいきません。自分はこんなふうに生きると自分で決めて、自分の力で生きなくてなりません。 自分で決めて自分らしく生きようとしても、ある日、自分の体や心がそうできなくなってしまった時、どうすればよいのでしょうか? 元気なうちに決めて、誰かに依頼しておく必要があります。
NPO法人 ライフ・アンド・エンディングセンターでは、成年後見、自分らしい葬送、自然葬墓地などを中心に、情報提供、相談、専門家への橋渡しなどを行い、すべての人が福祉社会のもとに安心して暮らせること、特に高齢者の暮らしについては、元気に社会生活ができる時から、終の棲(すみか)に至るまで、人間らしく活き活きと暮らせるように支援する活動をしています。
設立趣旨
ライフ・アンド・エンディングセンターは、社団法人 長寿社会文化協会埼玉ネットワークセンターの葬送勉強会で学んだ者の有志によって設立、平成12年12月に県の認証を受けた特定非営利活動法人です。
形骸化した葬儀や業者主導の葬儀に疑問を持ち、学んだ結果、私たちが考え至ったのは、高齢者の福祉は元気な時から墓に入るまでを視野に入れて考えなくてはならないということでした。
身体が弱って他人の助けを必要とする時、終末期を迎える時は当然として、死によってこの世を去る時も、残された肉体を弔う時も…それは、これらがみんなひとりの人間が活き活きと暮らしていた時から継続しているものだからなのです。
私たちの思い
自分の生き方、死に方を定める
●人の命は有限のもの。限られた命を大切にしたいと思います。
●自己決定・自己責任が、生きる上でも、死に直面した時にも重視される時代になったことを自覚することが求められています。
●自分を守り、家族を守るためには、まず自分の生き方を定める努力が必要です。
●氾濫する情報の中から、自己決定に役立つ良質な情報を手に入れる機会を持ち、大きな声に流されないよう自分を守ることも大切です。
●終末期のあり方、尊厳死の実現には、周到な準備をしたいものです。
●自分の生き方を肯定できるための、日々の積み重ねを大切にしたいものです。
ライフ・アンドエンディングセンターのいま
いま、私たちは生活相談・葬送相談窓口を開いています。地域の皆さまに支えられ、自治会、地元商店会に加わり、ゆっくりですが、着実に歩みを進めてまいりました。以来、この主旨に賛同してご入会された方を加え、現在、会員数は170名になりました。
すでに、生前契約を結びたいというご希望者も複数あり、任意成年後見の受託も始まることから、会員数は、さらに増えるものと予想されます。誠実に、堅実に事業を進めてまいりたいと考えます。
活動内容
ライフ・アンドエンディングセンターは、高齢者に上質な情報を提供することを目指しています。2000年の設立以来、一貫して高齢者の福祉は「お元気な時から、お墓に入るまで」を標榜して活動を続けてまいりました。実際に高齢者問題を学び、勉強会を開き、葬儀を施行するなかで、いざという時のために、家族・親族などが互いに伝えあうべき事柄があることを知りました。
そこで、2004年に、エンディングノート「もしもノート ~20歳から100歳までの危機管理~」を作成しました。
また、高齢の元気な方を対象に、高齢者を取り巻く様々な問題についての情報をお伝えする「大往生の勉強会」を隔月にて開催しています。
さらに、多くの方の関心事である「葬儀」についての情報を提供し、実際にそれぞれのご希望を取り入れた「身の丈にあった葬儀」の施行を自分たちの企画で行っています。
いま、「エンディング(終活)」を考える人が急激に増えています。この傾向は高齢者ばかりではなく、若い世代へと広がりつつあります。若い世代に「自己管理は危機管理につながる」という考え方を伝えることも、私たちの務めだと考えております。
「もしもノート」の作成・販売
誰もが出会う恐れのある「もしも」の時に、伝えたいこと・やってほしいことを託すことができるエンデイングノートの制作・販売を行っています。
「もしもノート」についてはコチラ
講座シリーズ「大往生の勉強会」
大往生とは、人が命を全うして安らかに人生を締めくくることにあります。限られたそれぞれの時間を輝いて生きることを学ぶ講座を開催しています。
「大往生の勉強会」についてはコチラ
とまとエクササイズ
一緒に、声を出したり、笑ったりして、心も体も動かして楽しむエクササイズです。エクササイズの後は、バイオリンの生の響きで心をリラックスしていただきます。
「とまとエクササイズ」についてはコチラ
葬儀
敬虔に心のこもった最後の想い出として心に止まるような葬儀、無理なく身の丈にあった葬儀の施行を適正な価格で執り行っています。
講演活動
「もしもノート」は、よく生きるためのエンディングノート…これをテーマに、「もしもノート」をもとにした講演も行なっています。
●これまでの主な講演
2016年(平成28年)
6月24日(金)
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終活のススメ
(於・さいたま市立大古里(おぶさと)公民館)
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2015年(平成27年)
11月16日(月)~ 19日(木)
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NHK「ラジオ深夜便」の番組「ないとエッセー」に出演
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2013年(平成25年)
7月31日(水)
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「もしもノート」伝えておきたいこと
(主催・所沢市吾妻まちづくりセンター/於・まちづくりセンター)
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7月25日(木)
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エンディングノートの考え方・使い方について
(主催・中野区堀江高齢者福祉センター/於・堀江福祉センター)
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6月26日(水)
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公開講座「これからの葬送・墓地」
(主催・大阪経済法科大学地域総合研究所/於・八尾キャンパス)
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6月23日(日)
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私の老い支度
(主催・NPO法人たすけあい・ゆりの木/於・たすけあい・ゆりの木)
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6月21日(金)
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老いを迎える準備の「もしもノート」の書き方
(主催・戸田市商店会、ワーカーズ、ぽけっと/於・ぽけっと)
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6月9日(日)
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老後の安心な暮らしのために
(主催・春岡地区社協/於・春岡公民館)
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5月31日(金)
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現代葬送事情
(主催・さいたま市立仲町公民館 ひまわり学級/於・仲町公民館)
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5月22日(水)
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もしもの時の備え
(主催・さいたま市立北浦和公民館/於・北浦和公民館)
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5月18日(土)
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第21回全国大会in福島~第6分科会自分の始末・終活でよりよい生き方を~
(主催・日本ケアシステム協会/於・まごころサービス福島センター)
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3月27日(水)
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老後を考える
(主催・地域法活支援センター しぶや苑/於・緑区役所会議室)
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3月19日(火)
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もしもの時にそなえて
(主催・那須塩原シニアセンター/於・シニアセンター)
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2月23日(土)
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長寿社会の人生設計・モノと心の生前整理[2]
(主催・狭山市立狭山台公民館/於・狭山台公民館)
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2月18日(月)
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もしもに備えて書いて伝える「もしもノート」
(主催・東邦ビジコン/於・東邦ビジコン 本社)
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2月9日(土)
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長寿社会の人生設計・モノと心の生前整理[1]
(主催・狭山市立狭山台公民館/於・狭山台公民館)
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2月9日(土)
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終末を迎える準備について
(主催・浦和ボランティアネットワーク/於・浦和ふれあい館)
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1月26日(土)
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知っておきたい葬祭のあれこれ
(主催・さいたま市立南箇公民館/於・南箇公民館)
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1月18日(金)
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社会参加活動の現状
(主催・財団法人 いきいき埼玉 彩の國いきがい大学 春日部校/於・彩の國いきがい大学 春日部校)
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1月17日(木)
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社会参加活動の現状/「とまとエクササイズ」による介護予防と体力の維持
(主催・財団法人 いきいき埼玉 彩の國いきがい大学 蕨校/於・彩の國いきがい大学 蕨校)
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1月17日(木)
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社会参加活動の現状/
「とまとエクササイズ」による介護予防と体力の維持
(主催・蕨市立中央公民館「ふれあい学園」/於・蕨市立中央公民館)
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2012年(平成24年)
12月4日(火)
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「もしもノート」を書いてみよう
(主催・三鷹市新中川原地域包括支援センター/於・みたか紫水園)
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11月21日(水)
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「もしもノート」の活用
(主催・川口市青木地域包括支援センター/於・青木会館)
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11月15日(木)
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安らかな旅立ちのための勉強会
(主催・さいたま市立桜木公民館 /於・桜木公民館)
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10月31日(水)
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「もしもノート」の活用
(主催・ジブラルタル生命保険株式会社/於・研修所)
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10月17日(水)
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高齢者の暮らしと終末準備について
(主催・NPO法人埼玉成年後見支援センター/於・埼玉教育会館)
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10月13日(土)
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「もしもノート」の復習
(主催・地域法活支援センターやすらぎの里/於・東大宮コミセン)
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9月19日(水)
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20歳から100歳までの生きるための危機管理
(主催・ジブラルタル生命保険株式会社/於・金沢ニューグランドホテル)
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9月29日(土)
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「もしもノート」の活用
(主催・地域法活支援センターやすらぎの里/於・東大宮コミセン)
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「LECだより」の発行
ライフ・アンドエンディングセンターの会員の皆さまに向けた会報誌「LECだより」を発行しています。
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